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人参などのほかにも、優秀かつ有名な強壮・強精食材としてニンニク、タマネギ、ネギ、ニラなどのアリウム属の野菜もあります。
さらにアリウム属の野菜特有の強烈な香りの素である「硫化アリル」は、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があり、最近よく言われる「血液がさらさらに」というのはこの効果です。
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野菜全般に共通するのは、体内の血行をよくする効果
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これらアリウム属の野菜全般に共通していることは、食べると体内がカッとなり、発熱作用が高まるところにあります。つまり食べることで体内の血行をよくしてくれるのです。
また硫化アリルはビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで体内にビタミンB1を長く留めてその働きを活発化することにより、糖質を素早くエネルギーに変えて、体力と気力の回復に効果を発揮するのです。
このため、古くから強精食品として重用されてきた理由なのです。
これが不足すると、疲労、食欲不信、不眠、イライラなどの症状がおこります。
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ニンニク
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とくにニンニクは、スコルジニンという成分によって男性ホルモンの分泌を活発にし、精子の産出量を増やしてくれる抜群の強精食品です。
またセロリもまた下半身に効く食材のひとつです。
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セロリ
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強精食としてのセロリは、女性の性感を高める野菜として古くから知られていますが、これは、鎮静作用、補血、血液浄化、また胃腸の働きを整えたり、整腸作用が著しいためといわれています。また、セロリには、自律神経や内分泌の調節系のバランスを回復させる作用があり、ストレスの溜りやすい現代人には、重要な食品といえます。
セロリは、ビタミンA、B1、B2、C、繊維質、脂質、カルシウム、ナトリウム、鉄やリンなどの各種ミネラルなどの成分を豊富に含み、バランスの良い食品で、ヨーロッパで古くから薬草として使われていました。
もし、最近、夜の生活に不満があるという女性は、セロリの効果を信じて食べさせてみるのもいいでしょう。
いずれにしても、昔からこのように強壮・強精のために取り入れられてきた、これらのアリウム属の食材を放っておく手はありません。
周りの人にも匂いで迷惑をかけるかもしれませんが、元気のない夫には、毎日でもアリウム属の野菜を食べさせましょう。
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