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もっといい人がいると思って、結婚に踏み切れないときは
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彼は結婚したがっているのに、女性としては「もっといい人がいるのでは?」と思ってて結婚に踏み切れない人がいます。
結婚を前にして「もっといい人が現れるかもしれない」と思う心理は、誰の中にもあるものです。
たとえば、車や家などを買うときは、「はい、これを買います」とは簡単に決められません。なぜなら、それは大きな買い物だからです。お金はかかるし、それによって生活が大きく変わるかもしれません。いろいろ見比べて、迷いに迷って、いちばんいい物を買いたいというのが、人間の心理です。
結婚もある意味では、大きな買い物と言えます。なぜなら、それによって自分の人生が180度変わるかもしれないし、そういう意味では、結婚は女性にとって「生まれ変わり」なのですから。
★自分の一生が決まるかもしれない結婚を決めるときに迷うのは、当然です。
私は、優柔不断だとか、彼はこんなに愛してくれているのに迷うなんて、私はダメな人間だ、などと思う必要はありません、
「もっといい人が現れるかも」ということに対する答えは、誰にもわかりません。
いまの彼よりいい人が現れるかもしれないし、現われないかもしれません。その確率は半々で、どちらが正解かは「結婚してみないとわからない」というのが本当のところでしょう。
昔は、結婚相手は親が決めたり、近所のおばさんが持ってくるお見合い話のなかから選ぶもの、と決まっていて、「もっといい人がいるかも」などと迷う余地はありませんでした。
ですが、いまは、その気さえあればいくらでも出会いのチャンスはつかめるし、恋人や結婚相手の候補はたくさんいます。そんなふうに選択肢がいくつもあるのに、「迷うな」というのがそもそも無理な話なのです。
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★ただ、「もっといい人が現れるかも」という思いが頭をよぎったとき、あなたにそう思わせている原因は何か、その心のなかに引っかかっている部分が大きいものなのか、ささいなものなのかは、確認しておいたほうがいいでしょう。
彼を結婚相手と考えたとき、自分の満足度は何パーセントなのか。もし70パーセントだったとしたら、残り30パーセントのマイナス部分の正体は何なのか、具体的にその内容を分析するのです。
このマイナス部分の分析は、非常に重要です。
自分ではささいなことと思っていても、すごく重要であったということがあるからです。
たとえば、生活習慣です・
結婚した人がよく言います。「付き合っているときはたいしたことはないと思っていたけれど、結婚したら、朝はパン食か和食か、納豆を食べるか食べないかみたいな、そんなささいなことが、大きなストレスになる」と。
もっとも、こうしたマイナス部分も、「コミュニケーション次第で変えられる」ことを、覚えておいてください。朝食の話で言えば、パン食と和食を一日おきにするとか、お互いに好き勝手に食べるとか、話し合いによっていくらでも妥協案が生まれて、問題は解決するでしょう。
だから、マイナス部分があるからといって、悲観しないことです。
それに、大きなマイナスだと思っていたことが、フタを開けてみたらプラスだった、ということだってあります。
たとえば、「私は休日にショッピングに行きたいのに、彼は家でひとりで本を読むのが好きなんだって。どうしよう」という悩みも、結婚したら夫婦は始終一緒ですから、「休日にひとりの時間を持てるなんて、快適だわ」と思えたりするのです。
とにかく、結婚前には自分の気持ちをしっかり見つめてみることです。そして結論を出す前に、親しい既婚者に相談してみることです。こういうことは本当に素直に、経験者に聞くのがいちばんなのです。
★結婚は女にとって「人生でいちばん大きな買い物」。
★自分の求めるもの、相手の長所・短所をしっかり見極め、幸せになれる結婚をつかむこと。
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