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女性は特に母性が強いことから、子どもを育てるときにも無償の愛があり、見返りを求めることはしません。これは愛する彼に対しても同様で、ただ相手に尽くすような恋愛をしている人も多いのではないでしょうか。
恋愛関係は、子どもに対する愛とは違って、お互いに愛する関係があって成り立つもので、一方的にあなたが「愛する」だけの関係では、幸せな恋愛には程遠くなってしまいます。
★ ここでは、一方的に愛するだけの関係が、どうして幸せになれないのかをご紹介します。
結婚ではなく恋愛関係だけなら、見返りを求めることなく、一方的に愛していても問題はないし、楽しいかもしれません。
相手に一生懸命尽くして愛することに喜びを感じる女性もいるでしょうが、そういう恋愛関係になるには理由があるはずです。
それは、自分より彼のほうが魅力が上であるから、愛して尽くすことで彼の心を引きとめようとしているからです。
要するに、魅力のレベルが違い、バランスが崩れているのです。
相手から愛されることのない恋愛では、決して幸せな結婚生活はできないでしょう。
男性は、お金と時間も使い、必死に追いかけて手に入れた女性は大切にしますが、簡単に手に入ってしまった女性には、それほど魅力を感じないものです。
ですから、一方的に愛して尽くす女性は、男性にとっては非常に都合のいい女性で、会いたいときにだけ会って性的欲求を満たし、必要のないときには、連絡をしなくてすみます。女性からの誘いがあってもいつでも断ることもできるでしょう。
恋愛だけの関係なら、追いかけることで、男性もデートをしてくれるような関係になるのなら、それだけで満足と思えるかもしれませんが、これでは対等な恋愛関係ではないため、幸せな結婚は望めないでしょう。
男女の関係が成り立つのは、お互いに愛し愛されるからであり、愛されて尽くされるだけになってしまうと、相手からは大切にされなくなります。
大切にされるのは、相手を引き止めて自分の傍においておきたいと思うからで、愛される一方だと、男性は、「少し冷たくしても離れていくことはないはず」などと思って適当にあしらうようになるでしょう。
恋愛関係は、お互いが愛し合うように努力するや、二人の歩み寄りがあって成り立つもので、一方通行の恋愛は、早く言えば片思いの恋です。
片思いの恋なら不幸になることもありませんが、その片思いを男性が利用するようになると、都合のいい女性になってしまうのです。
人は尽くされたり愛されたりすることに慣れてくると、相手に対する感謝の気持ちがなくなります。
なぜなら、尽くされることが当たり前になると、相手の存在が空気みたいな存在になり、いかに大事なものであっても、気がつかなくなるからです。
はじめのうちは、尽くすだけで女性の恋愛感情は満たされるかもしれませんが、恋愛期間も長くなってきますと、やはり、心の奥底では「愛されていないという寂しさや不安」を抱くようになります。
その点、愛される恋は相手が愛情表現を行ってくれるため、いつも「自分は愛されている」という満足感と自信を持って過ごすことができます。
男女の関係で一番幸せを感じる瞬間というのは、お互いの愛を確かめ合うことができたときではないでしょうか。
「愛しているよ」と耳元で囁かれたとき、優しく抱いてくれたとき、笑顔が自分に向けられたとき・・・など、いろいろと思い浮かぶでしょうが、やはり一番幸せを感じられるのは、彼の愛情がひしひしと感じられたときでしょう。
自分から一方的に愛する恋愛では、どんなにしても、相手からの愛情は感じられないはずです。
女性の至福のひと時は、なんと言っても、男性から愛されていると実感できたときであり、それにあなたの愛も応えることができたときでしょう。
その点、愛する恋愛はただひたすら尽くして追いかけて、身を焦がし、一時的な高揚感はあっても、「自分は愛されている!」という揺るぎのない安心感を得ることはできません。
あなたが彼のことを好きだと言えば、彼は一緒にいてくれるかもしれませんが、それはあなたの肉体が欲しいからであり、大切にされることはありません。女性は愛されることによって幸せになれるのです。
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