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最近、テレビのバラエティ番組を見ていると、「うちの家族はみんなが友だちみたいな関係で、何でも話せる間柄です」などと平然と話しているタレントがいますが、何か大きな勘違いをしているとしか思えません。
父親と息子が友だち関係でどうするのでしょう。
父親の権威などあったものではなく、子どもにいったいどういう教育をすることができるのでしょう。
人間はひとりひとり平等であっても、対等の関係ではないのです。
父親には夫・父親としての責任と義務があり、母親にも母親としての役割分担が当然あるのです。
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夫・父親としての心得
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夫や父親は、油断すると暴君になりがちになる傾向があるので、次のことを十分心得て処世する必要があります。
◇ 一家末代の繁栄を考えること
◇ 常に未来に明るい展望を持ち、威厳を示して家族を引っ張っていくこと
◇ 家族に夫として、乳としての覚悟を示すこと
◇ すべては自己責任、泣き言を言わないこと
◇ 仕事に打ち込むこと
◇ 子どもに対しては、厳しさと愛情で接すること
◇ 不満があっても妻や子どもに当り散らさないこと
◇ 内外の情勢に通じ、家族を啓蒙して教え導くこと
◇ 一家の安寧のため、家族と自信の健康に気を遣うこと
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夫・父親としての義務
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夫たるべき者、父親たるべき者には、いくつかの義務がありますが、主なものを列挙しますと、次のようなものです。
◇ 子育ての苦労や煩わしさを妻と共有しなければならない
◇ 子どもに対して父親として理性的な躾をほどこさなければならない
◇ 子どもの成長に応じた教育をほどこさなければならない
これらはすべて、なかなかできることではなく、相当な努力を覚悟しておく必要があります。独身時代には考えられなかったような問題が、父親になれば次から次へとでてくるのです。
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