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いい男というのは、女性との出会いに血眼(ちまなこ)になるようなことはなく、気に入った女性グループと少しずつ時間と空間を共有し、世界観を理解し合いながら、まずは「恋の予感を感じさせる女友達」になります。
その後、そのまま恋人になっても、あるいは女友達になっても、どちらに転んでもいいような雰囲気をつくりながら、グループでの出会いを大切にあたためます。
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まずは、恋の予感を感じさせる友だちから始まる
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いい男たちは女性の人物評価をし合う
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そして、源氏物語の帚木(ははきぎ)の巻に『雨夜の品定め』といって女性の品評をする場面がありますが、それと同じように、いい男たちは、女性たちがいないところで、それぞれの人物評価をします。
★ 知識が豊富で人間的に尊敬できる
★ ビジネスキャリアが刺激になる
★ どんな話題にもついていけて会話が面白くて楽しい
★ 美人で品があって清楚である
そんな感想を言い合います。
外見や雰囲気が自分の好みか否かという話は、案外すぐに終わりますが、「人間的な本質に関する分析」や「もし自分と恋愛した場合の相性」については、それぞれにこだわりがあり、すぐに結論が出るというものではありません。
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「いい男」と「いい女」の恋は水面下で行われる
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そして、特定の女性とは急激にではなく、ゆるやかに親睦を深めていきます。一見するとただの友人の集まりのように見え、水面下で進行している恋には誰も気づきません。
ところが数ヶ月経ったある日、突然交際が発覚し、周囲を驚かせます。当事者の男性にいきさつをたずねると、
「出会ったときは、燃え上がるようなときめきはなかったよ。ただ、ずっと一緒にいたら、恋になるかもしれないという予感はあった。なんだか彼女に導かれたような感じかな」
まさに「低温発火」という言葉がふさわしい、ゆるやかな恋の始まりです。
彼女は長い時間をかけて、彼の心に火をつけ、そして燃え上がらせたのです。
とは言っても、毎日毎日告白し続けたわけではありません。彼とはグループ内の他の男性よりもちょっとだけ親しい女友達といったところです。
こういう男性の共通点は、不器用そうな男性、甘い言葉をかけるのが苦手な人たちです。
不器用な男性は、口下手なだけではありません。心の中で起こっているかすかな「ときめき」に自分で気がつかないのです。
恋は、予感を感じた瞬間に、どちらかがその勢いをあおらないと育ちません。不器用なタイプの男性は、あおられて初めて自分の気持ちに気づく場合もあります。
正直で不器用で口下手な男性こそ、「心に火をつけてくれる女性」を実は探しているのです。
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