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自己分析をしないと相手とのバランスがわからない
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恋人にしろ、結婚相手にしろ、自分に合うか合わないかを判断するとき、絶対に忘れてならないのは自己分析ということです。
自分のことを棚にあげて「あんな人がいい」「こんな人と結婚したい」というのは、年齢のいかない少年少女が、タレントに血道をあげているようなもので、一人前の女性のすることではありません。
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自分の価値を客観的に評価
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そのような無思慮な選択をするから、大きな誤りをおかすので、何よりも大切なのは自分の価値に対する客観的な評価です。
すぐれたセールスマンは、自分の扱う商品の長所と欠点をよく知っています。そして顧客の心理もよく研究しています。つまり己を知り敵を知るからこそ、そこから戦術が、戦略が生まれ、戦いを有利に導くことができるのです。
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アメリカでは自己価値を判定するテストがある
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アメリカには、自分という人間が客観的に見て、どのへんの座評点にいるかを判定するテストがあるようです。
たとえば、年齢についていえば、結婚最適齢期を24歳なら24歳に設定し、その年齢を得点100とします。そして一つ歳をとるごとに1点なり2点なり減点していきます。
このやり方で肥満度、身長、容貌、学歴、趣味、教養などの項目別にモノサシをつくって、自分を測っていく。
そうすると、「3年前は総合判定で満点近かったけれど、いまはもう85点になっちゃった」というのがわかります。そうなると、相手についても、そうそう高望みばかりしていられない。1ランクか2ランク落とさなければならないということが、客観的にわかってきます。
この種のテストがおもしろいのは、自分を判定するだけでなく、ライバルになるかもしれない周囲の同性や、相手の男性をも判定することができることです。
恋人といっしょにやってみて、自分には甘く、相手には辛く点数をつけ、「わたしは85点なのに、あなたは80点。でも仕方がないから結婚してあげてもいいわよ」などと迫る方法もあるでしょう。
偏差値慣れした若者たちは、案外こういう数値化された数字に重きをおくので、予想以上に効果的かもしれません。
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大事なのは自分がどの座標点にあるかをつかむこと
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大事なのは、自分がどの座評点にあるかをつかむことです。これがわからないと背伸びばかりして、じつは自分にピッタリ合っていた縁談を逃がすことにもなりかねません。あるいは逆に自分を卑下して、つまらない男に引っかかることもあるでしょう。
そんなことにならないためにも、一度は自分というものを、思い込みでなく、具体的な数値として客観的につかんでおく必要があるのです。
それから大切なことは、毎年取り出してみて、年齢修正を行うことです。歳を重ねるごとに美しさなどは減点されていくわけですが、性格は矯正可能だし、セクシー度や趣味、教養は逆にプラスとなるはずです。
自己評価を数値化するクセをつけると、そこから自分をいいほうに変える努力もできるようになり、一石二鳥です。
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