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「別れ」をどうとらえるかで私たちの人生は大きく変転してしまいます。
別れはつらい、イヤだと思うなら、あなたは恋愛体質ではありません。
そんな人が恋愛をすると、イザというとき、未練たらしく相手を追いかけ回すことになってしまうからです。それではせっかくの恋愛で得た美しいものはすべて失ってしまうことになり、人間性がカサカサになってしまいます。
それでもつらいといって泣くぶんには、体内の水分が全部涸れ果てたとき、新しい人間に生まれ変わるでしょうが、イヤだ、恥ずかしい、憎らしい、殺してやる、といった気分になると、顔までマイナスに変わっていってしまいます。
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別れを美しい思い出にすれば人間性が豊かに
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これに対して、別れは美しい思い出にすればいい、と考えられる人は恋愛に向いている体質です。できれば何回も恋愛したほうが、人間性が豊かになるタイプでしょう。もちろん、美しい思い出にするといっても、別れたその日から、そんなあっさりした気持ちになれるわけではありません。このタイプは気分転換が上手なのです。
プロ野球を観ているとわかりますが、大事なところで打たれた投手が、そのまま顔をゆがめてマウンド上でガックリ肩を落としていることがあります。こういう投手は例外なく次のイニングも打ち込まれてしまいます。気分転換が下手な典型でしょう。
気分転換の上手い投手は、その一球にこだわらず淡々と投げ続けますが、恋愛でも似たような状態が起こるのです。
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恋愛下手は別れの失敗を予想しない
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恋愛下手は総じて、その恋愛が失敗したときのことをまったく予想しないといわれます。とくに女性は、
「私のこと、ホントに愛している?」といいながら、それは愛を高める口説きの一つと思っている節があります。
下手な投手も失投したときのことを考えていないのでショックを受けるのでしょうが、恋愛下手な女性も、愛が最高潮に達しているときは破局に至ることなど夢にも考えていないのです。だからショックで、あらぬことを口走るほど、取り乱してしまうのです。
男はその点、生来浮気性のため、彼女と歩いていても、すれ違う女性に気をとられるほどなので、女性ほど別れにショックを受けません。むしろ女性のためにつらそうな態度をとりますが、内心は大喜びということだってあるのです。
そこで、恋愛を上手にしたいというのなら、補助役としての遊び相手をつくるぐらいのつもりであってほしいです。
たった一人の男、たった一人の女性にしか目がいかないのは、むしろ健康な人間としては異常で、気軽に遊べる異性をつかまえておくのは気分的にゆとりができます。
こういう恋愛は、かえって真剣になりすぎずに、いい恋愛が楽しめるはずです。
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