コンテンツ
|
社内恋愛では、身近で相手が観察できるし、同性の評判も聞く機会に恵まれるから、ハズれる確率が少ないように思えるかもしれませんが、一概にはそうとも言えません。
★社内結婚では結婚適性のない女性と結ばれやすいという事実があります。
会社と家庭には明確な違いがあります。それは、会社では女性は全身を見せていますが、家庭では顔しか夫には見せないことです。
会社で良く見える女性は、いつどこで見られているかわからないから、背中まで緊張しています。だからきれいに見えるのです。家庭に入ると、夫は背中までジロジロ見るものではありません。緊張感が緩んで、魅力も半減ということがあるものです。
見栄えのいい女性は、男からチヤホヤされる快感を知っています。それを味わいたくて、家庭にとどまっていられないのです。
「やはり野におけ、れんげ草」という言葉がありますが、花には花の咲きどころというものがあります。大輪の花は、会社で見ればあでやかでも、六畳一間の家に置くと、おさまりきれず、チグハグなものです。やはり、すみれのほうがよかった、なでしこみたいな花のほうがよかった、ということになるのです。
家庭に入る女性なら、あまり職場で輝いている女性は損といえますし、会社で映える女性はすぐに出たがります。完全な共働き向きといえるでしょう。
なまじ大会社で社宅が完備していると、隣が出世したなどという情報は、中でツーカーです。「出世が遅い」などと妻からしりを叩かれることも。私はどっちを選ぼうかと迷ったけど、あなたを選んだら、向こうのほうが出世した、悲劇だ、などと夫婦仲がおかしくなります。あるいは子どもの学校から、生活ぶりまで比較の対象になり、息がつまってきます。
「あの子はいい」というのも上司なら、「あの子はダメだ」というのも上司。その評判の悪い子と結婚すると、男の評価まで下がってしまいます。上司受けのよくない子と結婚すると、この男は人を見る目がない、つまり眼力がないということで、仕事も大したことはできまいということで、男の評価まで下がってしまうのです。
女性は生来疑い深いもので、夫をうたがってかかるのはノーマルといえます。逆に男は、普通は疑ったりしないものです。とはいえ、陰気な男が社内の派手な女性と結婚すると、あらぬ妄想もつケースが、けっこうあります。
以前なら女性が結婚して会社を辞めれば、会社とは縁が切れましたが、今はネットワーキングの時代で、何かと接触が絶えぬものです。妻が会社の人間と連絡を取ることもあります。夫の疑心暗鬼はますますつのるのです。
これは意外に男が陥る落とし穴です。職場以外の女性だと、会ったときしか話すチャンスもないし、いつもどこで何をしているのか、本当のところはわかりません。だから興味を持った女性のことを、いろいろ知ろうと努力するものです。
ところが職場の女性だと、実際は何も知っていないのに、知ってるつもりになって、その結果見方が甘くなります。しかし、男の目にうつる女性像と、女子社員の茶のみ話に出てくる女性像は、同じ人間でも、まるで違うものなのです。
|
|
おすすめサイト
|