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「規格はずれ」の女性の中に結婚適性の高い女性がいる
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昔は良いとされた条件も、今ではダメになってしまう傾向があります。となると、昔ダメといわれたことは、いったいどうなったのかという疑問が残ります。
昔、といっても最近まで「こういう女は縁が遠いし、結婚向きではない」といわれ、実際に敬遠されてきたのは、次のようなタイプだったはずです。
★ですが、現在では、規格はずれの女性の中に、結婚適性の高い女性がいるものです。
@ 過去の性体験がにじみでている女性
A 陰気で消極的な女性
B 理想が高く文句が多い女性
C 女教師、女医
D 礼儀、マナーを知らない女性
これらの条件は、今どうなっているかというと、昔は明らかにマイナスでしたが、最近はそうともいえなくなった、また、ものによっては逆に、プラスの条件になっているのです。
今どき年頃の女性に、性体験をウンヌンしても仕方がありません。
要はその隠し方であって、性体験そのものを問題に出したら、相手の選択を非常に狭めることになってしまいます。他の条件は良いのに、この点だけにこだわり続けるのは愚かというものです。
昔は世の中全体が「らしくあろう」と努めていたことと、服装や態度、口のきき方などで、一種の偏見にもとづく判断をしていました。だから、たとえば派手な服装でタバコを吸うとか、いつも男を従えて歩いているといったことだけで、色メガネをかけてみられたのです。今は「らしき」が喪失した時代なので、そういう観察の仕方を変える必要がありそうです。
一般的には、好ましい条件ではありません。
しかし、これも考えようで、夫の職業や夫の性格によっては、かえって陰に控えて消極的なのが、いい場合もあるわけで、そういう個々の状況や個性を無視して、一律に「だめだ」というのは、おかしい時代になってきました。
今は「わがままが最高」の時代で、女性は、自分自身へのこだわりを持つようになっています。
男に従属する気がないから、理想も高くなるし、文句も多くなるのは当然で、この条件は、むしろ自分に自信がある証拠といえるでしょう。
教師、女医に限らず、マスコミの記者も含め、この手の女性はお高くとまっている、理屈っぽい、堅い、あるいは男ずれしている、そのいずれかであると、敬遠されがちでした。
なによりも、自分より頭のいい女性、高学歴の女性、自分より収入のある女性は、男が立たないという意識があったのです。
しかし、今は違います。むしろ地位もあって収入もあるなら、男にとって、ありがたいという考え方が増えてきています。
学校の同級生と結婚する場合も、自分がいつもノートを借りていた女性、レポートで助けてもらった女性と結婚するケースが、たくさんあります。そのほうが男性は、いろいろな意味で楽だからです。
普遍的な問題でしょうが、内容そのものは、ずいぶん変わってきています。
昔は畳のヘリを踏んだら「あんな娘はダメ」と、男の母親がいったものです。靴の脱ぎ方、障子や襖の開け閉め、お茶の飲み方、口のきき方など、いちいちうるさかったわけです。今は畳のない家も珍しくありません。
つまり、昔流儀の礼儀作法など知らないのが、当たり前になったわけです。下手にそんなことにこだわらないで、天真爛漫に振る舞うほうが、かえって評判がいいくらいでしょう。
男たちもこういう時代の変化を知らないと、自分はどこも悪くないのに、女性にソッポを向かれることにもなりかねません。
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