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結婚に適さないといわれた昔の条件
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昔から「結婚するのに適さない女」の条件としては、次の条件があげられていました。
@ 性格的に可愛くない女性
A 内面を大切にしない女性
B 礼儀・マナーをわきまえていない女性
C 家計維持がうまくできない女性
性格的に可愛くないというのは、あくまで男から見ての話であり、要は生意気なタイプと言えるでしょう。
内面を大切にしないというのは、いわば外面ばかり飾る女性のことで、ベタベタと厚化粧する女性、また、礼儀、マナーは、挨拶、喋り方などが粗野であったり、規格はずれだったりする場合です。
たとえば、夫が朝、出勤で急いでいるのに、夫より先に新聞を読む、あるいは夜、先に風呂に入るなどです。家計維持では、家計簿がつけられない、金づかいが荒いといった点です。
こうした条件が揃っていると、これまでは「良い妻になるとはいえない。お嫁さんには向いていない」というレッテルを貼られたわけです。
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いい妻の条件も、時代によっては矛盾が多い
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これらがダメだとすると、その反対はいいということになったわけです。つまり、
@ 性格的に可愛い
A 内面の美しさを持っている
B 礼儀、マナーを心得ている
C 家計簿がつけられ、お金にしっかりしている
これだけそろえば妻になれる、ということになったのでしょうが、いざ現実の人間に当てはめてみると、たちまち矛盾してきます。
長いこと生活を共にしていれば、性格的に可愛いといったって、ただ可愛いだけでは困ることになり、ときにはシンの強さを見せてもらいたいと思うようになります。
内面がいくら美しくたって、やっぱり外見も大切だ、という気になるものです。礼儀、マナーを心得ているのはいいですが、いつも杓子定規にやられては、息がつまります。ときにはハメをはずしてくれたほうが楽しいし、可愛いものです。
家計簿をきっちりつけるのもいいですが、理路整然と、夫の小遣いを半分に宣言されるとなると、いったいどっちの性格がいいのか、わからなくなってきます。
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妻に適した条件は時と場合によるもの
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本当のことをいえば、こういう条件は時と場合によるもので、いつもいつもご立派では、人間は楽しくなくなってくるものです。
それに教養があり、常識もあり、趣味もよくて、人生の指針を持っていて、会話も上手いし、おしゃれ上手で料理や掃除もテキパキと片づける。そういう条件にこだわっていては、「いったい自分は何様だと思ってるの」といわれてしまうことになりかねません。
一つひとつはしごくもっともで、正しくあっても、それをただズラズラ並べて「こういう人が私はほしい」というのは、世の中を知らずに、良妻を望んでいる証拠で、これではいくら待っても誰もきてくれないでしょう。
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