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★若いときから一流の趣味を身につけている男は、将来性が十分あり、男を判断するときの材料になりますので、男性を選ぶ基準の一つになりえます。
たとえば、子供のころから、一流レストランでフランス料理を食べつけていれば、まがいものの「にわかコック」が作ったニセ料理はすぐに見抜けます。本物のモノサシをちゃんと持っているからです。
高校野球で名門といわれる高校が、よく甲子園に出場し、プロ野球に多くの名選手を送り出すのは、もともと一流の素質のある人間が集まって、お互いの能力を伸ばすからで、いわばはじめから、やることなすことレベルが高いのです。
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一流の趣味は、その分野で最高のレベルを知ること
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一流の趣味を持つということは、その分野で最高のレベルのなかに身をおくことであり、そこで得た高い判断基準は、他のことにも応用できます。何か一つきわめれば、他のことでも容易に高いレベルに達することができるようになるのです。
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趣味を中身は千差万別
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また、趣味を通じての人脈の広がりということも重要な点です。
たとえば、音楽が趣味という人はいくらでもいますしかし音楽といっても幅が広く、クラシックからジャズ、ポップス、歌謡曲まであります。また好きといっても、ただラジオやレコードでたまに聴くだけのレベルから、自分で楽器をいじるとか作曲をやる人まで、趣味の中身は千差万別です。
一般に音楽の趣味というと、歌謡曲は低級でクラシック高級といった観念がありますが、必ずしもそうとばかりとはいえない。
クラシックだって、ただレコードを聴いているだけなら、たいして深い趣味とはいえないのです。休暇を取ってイタリアへオペラを聴きに行く、ザルツブルグへ行って毎夏のモーツァルト音楽祭を見聞してくる、あるいははやりの素人オーケストラで、ビオラをひいてみる、といったのめり方をして、はじめて一流といえます。
そこまでいかなくても、せめて国内の音楽祭にはひんぱんに出かけるくらいではありたい。
だから好きな音楽の対象が歌謡曲であっても、自分で作曲しているような人物は、その趣味の一流を目指しているといってもいいでしょう。
あるいは趣味がクルマであったとしたら、まずクルマの知識が豊富であることはもちろんですが、A級ライセンスをもっているとか、みんながアッと驚く高級車を乗りまわすくらいのレベルでないといけません。
それが親に買ってもらったものであれ、自分でお金をためて買ったものであれ、趣味がこうじれば必ず身分不相応なことになります。
しかし、この一流の趣味の身分不相応な部分を、若いうちからもっているかどうかが、男の値打ちを決める一つの尺度になるのです。
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