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少し「いい加減な男、規格はずれの男」も注目に値する
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★男は少しぐらい、いい加減で、企画外れぐらいがよく、将来性があって注目に値します。男性を選ぶ基準にしてもいいでしょう。
会社人間のなかには、万事にスキのないマジメ人間がいるもので、彼らは好かれないだけでなく、社会からスポイルされてしまいます。
たとえば、電話をかけてくるときに、いつも同じ口調の人がいます。はじめてかける相手のときは、あらたまった口調であっても、何度かかけているうちに親しげな口調になるのが自然の成り行きというものです。
ところが何度かけてしても、「○○と申しますが、××の件につきまして・・・」などとやっている男がいます。こういう男は間違いなく、融通のきかない男と判断していいでしょう。
電話は相手によって、あるいは内容によって、口調や言葉づかいを変えなければいけません。
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マジメな男は付き合っても面白みがない
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ていねいにやるのは、いちばん失敗のない方法ですが、そういうかたちでスキを見せまいとする男は、付き合って面白い男ではありません。そして面白くない男は、これからの社会では時代遅れなのです。
また、数人で飲みに行き、ワリカンで払うとき、一円までキッチリ計算しないと気がすまない男、約束の時間には一分たりとも遅れない男、そういうマジメ男はおおらかさに欠け、また自分のことを正しいと思っているから、しばしば人にもそれを強要します。
いっしょに暮らすと、息が詰まるような人間であるこが多いものです。
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いい加減な男は、伸びる可能性が大きい
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スキのない男の反対は、いい加減な男ですが、このいい加減な男ほど、これからは伸びる可能性が大きいでしょう。ふつう、いい加減というと、悪く解釈してしまいがちですが、世の中とはそんなにキチンとできているわけではなく、そもそもかなりいい加減なところがあります。
ここでいう、いい加減とは、人間の正義とか理想、あるいは欲望や悪だくみなどが思惑どおりに運ばず、運とか偶然という、わけのわからないものに左右される部分が少なくないということです。だからこそ、「ちょうどいい加減」にもなるのです。万事、正確が売り物のコンピュータの分野にも、最近ではファジー理論といって、「あいまいさ」「いい加減さ」が要求されている時代なのです。
みんなが働きバチだった高度経済成長時代に、植木等の「スーダラ節」という歌がはやりました。サラリーマンが勤勉だけでなく、かなりいい加減に生きたいという願望をもっていることをコミカルに表現した曲で、「わかっちゃいるけどやめられない」という歌詞がはやったものです。
ものの考え方がいい加減であるということは、どんなスタンスでもとれるということで、それは時代の変化に適応する大きな能力なのです。逆に一つの考え方だけをキチンと守る男は、いい加減でないぶんだけ変化への対応ができにくいのです。
これからの世の中のスピードを考えると、これは大変なマイナス要素なのです。
女性にとってスキのない男を選んでしまうと、結婚生活は悲惨な結果になることでしょう。
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