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結婚相手と自分を冷静に考える上で必要なこと・・冷静に見つめる目
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★結婚相手と自分を冷静に考えるうえで必要な1点目は、自分の希望は少し低く見積もることです。
背が高くて、高学歴、高収入といった希望からさらに、土地持ち、マンション持ちじゃなければイヤ、などといって、親や親戚のすすめる縁談を断り続けているうちに、いつか誰も相手にしてくれなくなっていた、という話はけっこう多いものです。
希望は高く持つべきですが、折り合いというものがあります。まして希望がすべて「金と容姿」に限られるとしたら、相手の男にしても、あなたに同じ条件を持ち出してくるでしょう。
そこで、その種の希望は10のうち6で満足すべきなのです。
あなたが背が低いのだったら、生まれてくる子供のことを考えて、背の高い男性を、というのならよくわかります。それだったら、それが満たされれば、他の条件を捨てるべきでしょう。
家族、親戚が全部、東大と慶応だというのなら、大いに学歴にこだわってかまいません。その代わり、経済的に少しぐらい不自由してもいいじゃありませんか。将来性を買うのですから。
このように自分の思っている条件を少し落とせば、選択の幅は広がってきます。そして、あとは本人の人柄の良さが加わればいいのです。
最初から全部揃っていることは、将来それが失われていく可能性があるということです。満つれば欠けるからです。それより、自分たちで一つ一つそろえていくほうが楽しいでしょう。
結婚とは、二人で作り上げていくものです。
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★結婚相手と自分を冷静に考えるうえで必要な2点目は、相手のいちばんイヤな欠点を、あなたは我慢できるかどうかです。
結婚とは、男のいちばんイヤな部分が丸見えになる生活だ、といった女性がいます。これは男でも同じですから、お互いさまですが、たしかに、欠点や欠陥、短所を我慢できるかどうかが、カギとなります。
たとえば、付き合いの最中に、競馬に連れて行ってもらったとしましょう。
「いつも競馬場には来るんですか?」
「いつもではないけれど、来られないときは馬券を買っている」
と答えたとしましょう。
そのときはそれですみますが、結婚後に、こういう生活を送る夫である可能性は十分あります。この欠点を、あなたは妻として我慢できるでしょうか、ということになるのです。
いつも上司の悪口を言っている男は、結婚しても毎日言い続けるでしょう。そんな男を、あなたはおおらかに受け止められるでしょうか。
大酒飲みも、付き合っている間は、飲み屋やバーに連れて行ったもらうので、楽しいでしょうが、結婚後は、毎晩イライラして待ち続けなくてはなりません。その上、家計から酒代がかさんで、あなたは頭にくることはないでしょうか。
このように、結婚を考えた付き合いのときは、いちばん欠点となる点を、あなたが我慢できるかどうかを、まず先に考えなければなりません。
夫が遅く帰宅しても、その間、好きな趣味ができる、という女性なら、我慢できるでしょう。あるいは、一人で先に寝られる神経の太さがあれば、大丈夫ですが、何もせずに、じっと毎晩、壁と向き合っていたのでは、破局に至るだけです。
このあたりをしっかり考えておきましょう。
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★結婚相手と自分を冷静に考えるうえで必要な3点目は、男が基本的に持っている本質を許せるかどうかです。
女性は男というものをいかに知らないかをあげてみましょう。
@ 男は家に寝に帰ってくる
A 男は妻がいても平気で浮気する
B 男は話をしない親しさを求めている
この3つをあげただけで、女性は、「じゃ、なぜ結婚するの!」と、疑問と同時に怒りを爆発されることでしょう。
ひとつの家庭をかまえても、たんに眠るために帰ってくるといわれては、妻はホテルのメードみたいな存在に過ぎません。おまけに妻がいても浮気するというのですから、結婚などするほうがバカを見ることになります。なおその上に、家でペチャクチャ話をするな、面倒くさいというわけですから、妻の怒りは絶頂に達して当然です。
しかし、これは男と女の「性差」から見たもので、なにもあなたの彼だけの問題ではありません。男性全体の問題であり、そして、この逆が女性なのですから。
@ 女は家に住むために帰ってくる
A 女は夫に失望して浮気する
B 女はなんでも話せる親密さを欲する
しかし、これを見ると男は驚くことになります。
とはいえ、これはお互いに古いタイプの男女であって、男女の性度が近づきつつある近頃では、この差は縮まってきています。
あなたも自分の性度を考えてみると、許せる項目と許せない項目に分類できるでしょう。
比較的許せる項目については、目をつぶることも大切です。
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★結婚相手と自分を冷静に考えるうえで必要な4点目は、相手の信条や思想、考え方についていけるかどうかです。
昔の結婚は、「嫁しては夫に従え」という諺どおり、すべて夫の言うがままに妻は従ったものです。しかし、時代は、男女同格になろうとしています。とはいうものの、逆に夫が妻の言いなりになるかといえば、それは無理でしょう。
過去の社会的な慣習や習慣からいって、結局は、夫の意見を尊重する形に落ち着くものです。ですが、夫が何か信条を持っている場合、妻がそれを認めるかどうかが問題になってきました。
たとえば、何かの宗教に入っていることが、結婚後にわかったらどうでしょう。あるいは、思想団体に入会していたりしたらどうでしょう。
「そんなこと、知らなかった」などといってはいられません。
たしかに、あなたは被害者ですが、なにがしかの決断を迫られます。それを許容するか、あるいは、あなたも夫と行動をするかです。
ただ、ふわふわと付き合っていると、このような面が見えてこないものです。やはり、結婚を前提としての付き合いの場合は、夫になる人のすべてを知るべく、努力しなければならないでしょう。
もちろん、相手の男性が宗教に入っているからといって、そのこと自体がまずいわけではありません。ただそれを先に知るか、あとで知るかでは、大きな差になります。その点、男は女に見えない、思想や信条、あるいは付き合いをしているものです。なるべく結婚前に、それらのことを話し合っているほうが望ましいでしょう。
逆に、あなたが宗教団体に入っている場合も、隠していてはいけません。堂々と話して理解を得ることが大切です。
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★結婚相手と自分を冷静に考えるうえで必要な5点目は、相手のできるだけ知られたくないと思っていることを知っているかどうかです。
男でも女でも、なにかしらコンプレックスを持っているので、できれば知られたくない、隠しておきたい、という心理があるはずです。
学歴、転職数などは、男がまず隠したいものの筆頭です。たしかに結婚前に男の卒業証書を見せてもらった、という女性はいないでしょう。
「ぼくはこの会社に大学卒業以来、ずっと勤めています」
といわれて、それを疑う女性はいないと思いますが、これらのウソがバレるのは、結婚式での彼の上司や仲間のスピーチであって、それではもう遅いのです。
問題は隠しているものの種類です。
ほかに付き合っている女性を隠しているのは論外ですが、肉親のことを隠しているケースはどうでしょう。年老いた親と同居するという話をしたくないために、隠していることがいちばん多いのですが、これは嫁としては一種の義務であり、しかたがない部分もあります。
むしろそれより犯罪者の兄弟や、離別して実家に帰ってきている小姑になるべき姉妹が隠されているほうが、イヤなものです。
病気も隠されて困るもののひとつです。
エイズや他の性病は結婚前に検査を受け、その結果を交換すべきですが、他の病気についてはわからないものです。
また正直にいわないからといって、責めようとしたら、女性側にも隠し事があったということで、もめる場合もあります。
問題は隠されて困るものは、事前にチェックすべきなのです。親や友人に頼んだり、場合によっては、興信所などに調べてもらうなどして、気になる点は、しっかり調査しておきましょう。
彼の実家が遠いというだけで、調査せずに結婚したのでは、何かあったときに後悔するだけです。
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