コンテンツ
|
「アイデンティティ」という言葉があります。
「自己の存在証明」と訳されますが、簡単にいうと、自分の個性や独自性、あるいは身元、正体と表現することもできます。
要は、「私はこういう個性的考えで、生きているのですよ」というわけです。
男と女でいえば、女性は根が優しい人が多いため、つき合い始めると自分のアイデンティティを捨てて男性に同化しようとしますが、これには賛否両論があります。
 |
お互いのアイデンティティを考えておかないと、離婚の元になる
|
もっとも、「肉は食べない」というアイデンティティを持つ女性が、肉好きの彼を好きになったら、その生き方を捨てられるでしょうか?
あるいは肉好きの男なんて絶対好きにならないと、自己コントロールできるでしょうか?
非常にむずかしい問題ですが、捨てられるものと捨てられないものを、あらかじめじっくり考えておかないと、ある日突然、問題が起こってあわてることになりかねません。
たとえば、「子どもを産んでこそ女」というアイデンティティを持っていたのに、そうした話しをあいまいにしたまま結婚すると、夫婦の考えが衝突しないともかぎらないのです。これで離婚になったら、せっかくの男運を失いかねません。
また「一生社会で働き続ける」というアイデンティティを確立している女性も、イザそれを捨てるのを求められたらどうするか、いまのうちから心を決めておく必要があります。
なぜ、これを重要視するかといえば、男の中には、女性の生き方を甘く考えている人が案外多いからです。「結婚は夫が主導するのが当然」と思っている男たちですが、この古い考えは予想外に根強いのです。
「私のいうことなら、彼はちゃんと聞いてくれるわ」
と自信を持っている女性もいますが、「バスタを食べたい」「うん、いいよ」といった話とはレベルが違います。
互いのアイデンティティを尊重しあうカップルは、幸せな結婚生活を築けるものですが、できるだけ女性も「ここは譲れない」という主張はすべきです。
なまじ譲った後で「しまった」と思うようでは、男運は下がる一方になってしまいます。
|
|
おすすめサイト
|